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2009年03月22日

リハーサルスタジオでみんなの音が良く聞こえない!vol.5

ハウリングを制圧するには?
前回はハウリングしにくいマイクとスピーカーの位置関係をお話しました。

でもやっぱり、止められるものなら止めたいですよね!!

そこで、一歩進んだ話をしたいと思います。

ハウリングの音を言葉で表現すると、”キーン” とか ”ピー” という言い方でイメージが伝わりますよね。

あーあの音と認識できるはずです。

これは、ハウリングしている音にも音程があるからです。
しかしなぜ聞き覚えがあるかというと、ハウリングしやすい周波数があるからです。

SHURE ( シュア ) SM58SE / ダイナミックマイク 単一指向性
このグラフは、スタジオでは定番のSM58というマイクの周波数特性です。
sm58freq.jpg

右側、つまり高い周波数のところに山が二つありますね。
ここがハウリングしやすいポイントです。



SX300【ペア特価】

そして、次のグラフはやっぱりスタジオでは定番のSX300というスピーカーの周波数特性です。
SX300freq.jpg

やはり高い周波数のところに山があります。(黒い実線を見てください)
これもまたハウリングしやすいポイントになります。

よく見ると、マイクとスピーカー両方の山が重なっているところがあります。
6kHzあたりです。
ここは特にハウりやすくなります。


ただ、これだけポイントがはっきりしていると対処しやすくなりますね。

この6kHzあたりをイコライザーで削ることができれば、ハウリングを押さえられそうです。

ここでは、リハスタでは定番のBEHRINGER PMP3000というミキサーを例にしたいと思います。


【ベリンガー!パワードミキサー!】BEHRINGER PMP3000

このミキサーには、7バンドのグラフィックEQが付いているのでなんとかできそうです。

7GEQ.jpg

EQの拡大図です。

EQの周波数ポイントを見てみると、6.3kHzというのがありますね、ここから攻めてみましょう。

まず右側のEQ INというスイッチを押します。 赤いLEDが光ります。
上の二つは押しません。

この絵では、EQのつまみの位置が下に下がっているように見えていますが、フラットな位置は真ん中の 0 のところなので全てのつまみを真ん中の 0 の位置から始めます。

マイクをある程度大きな音で鳴るようにしておいて、6.3kHzのつまみを上にゆっくり上げてみます、すると聞き覚えがあるハウリングが始まりませんか?

つまり反対に、6kHz付近の周波数でハウリングが起きている場合、ここを下げればハウリングは収まるということです。

もし、6.3kHzを動かしてもハウリングが収まらない場合は、他のつまみを試してみてください。
ハウリングポイントは一つとは限りません、というより複数ある場合の方が多いです。

ここで、注意したいことはハウリングが止まるからといって必要以上につまみを下げ過ぎないことです。
音質も大きく変わってしますからです。

EQを下げると音量も下がるので、少しマイクの音量を上げて、ハウる様ならそのポイントをもう少し削るという作業を数回繰り返します。

もちろん限界はありますので、これ以上は音量を上げられないかなという境目を覚えておいてください。

何度かリハスタに通っているうちになれてくると思います。

ぜひトライしてみてください。

実はまだやるべきことが残っています。
長くなるので、続きはvol.6で書くことにします。

posted by maximize at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 音作りワンポイント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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